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リノベーション向けの中古物件を探している方へ!中古住宅の工法の違いを解説

中古住宅をリノベーションをする前提で購入しようと考えている方は多いと思います。中古住宅を手頃な価格で買って自分好みにリノベーションをするのはとてもコストパフォーマンスが高く賢明な住宅購入方法です。
ただしリノベーションに適した構造の中古住宅とリノベーションに適さない中古住宅があるのはご存知でしょうか?

結論としては、リノベーションに適した中古住宅は、2X4工法やハウスメーカーの軽量鉄骨の住宅ではなく、一般的な木造軸組工法の木造住宅になります。

この記事では中古住宅の工法の違い、メリットデメリットを解説していますので、リノベーションに適した中古住宅かどうかを判断する際の参考にしてください。

リノベーションしずらい中古住宅とは?

リノベーションに適さない中古住宅を購入してしまうと、間取りの変更にどうしても制限が出てきてしまい、以下のような問題が出てきてしまうことがあります。

対面キッチンにしたいのにできない

リビングを広くしたいのに壁を取り外せない
子供部屋を広くしたい、または数を増やしたいのに間仕切りを外せない

中古住宅を買う前にわかっていればいいのですが、買ってからリフォーム依頼に行ってからでは遅いのです。対面キッチンにして、広いリビングで子供を見ながら家事ができる空間をつくりたかったという間取り変更に関する希望がある場合は中古住宅の構造をしっかりと把握する必要があります。

2x4工法とハウスメーカーの軽量鉄骨の中古住宅にご注意!

リノベーションに適さない住宅の多くは2X4工法の物件や軽量鉄骨でつくられているハウスメーカーの工法の物件です。

木造在来工法でももちろん、間取り変更のために柱や壁を動かせない場合がありますが、他の場所に壁を作ったり、補強したりすることで補える場合があります。

ただ、壁で構造を支えている2X4工法やハウスメーカーの軽量鉄骨はそもそも柱がありません。壁そのものが構造を構成しているので、大きく開口したり、動かしたりすることはまったくと言っていいほどできないのが現実です。

自身に強い2X4工法やハウスメーカーの軽量鉄骨ですが、新築時はその家族に合わせて間取りを設計するので、快適に過ごせますが、中古で購入された家族がその間取りにあてはまるかというとそうとは限りません。

ハウスメーカーの注文住宅などの場合は自分のライフスタイル、家族構成に合っているか確認してから購入するようにしましょう。

中古住宅の構造、工法のメリット、デメリットを解説

リノベーションを前提に中古住宅を購入する場合、2X4工法の住宅やハウスメーカーの軽量鉄骨は避けた方が無難と解説しました。では、具体的に住宅の構造にはどんな種類とメリットデメリットがあるのでしょうか?

木造軸組工法(一般的な住宅の工法)

日本で建てられてきた伝統的な工法で、今でも7~8割は、木造軸組工法の住宅が建築されています。

メリット

  • 日本の気候風土に合っている
  • 間取りや屋根形状、外壁材料など設計の自由度が高い
  • リフォーム時に自由度が高く、間取りなどを変えやすい

デメリット

  • 柱のない大空間などはつくりずらい
  • 工務店や大工さんによって出来上がりに差が出ることがある

2X4(ツーバイフォー)工法

北米から伝わってきた工法ですが、材料の寸法などが規格化されていて合理性があり、壁で建物を支える構造になっています。

メリット

  • 木造軸組工法に比べて耐震性能が高い
  • 標準化された工法で品質が安定しやすい


デメリット

  • 構造体が壁のため、間取りの制限が多い
  • リフォーム時に壁が動かせない等自由度が低い

軽量鉄骨(ハウスメーカー)

柱や梁などの構造体を鋼材で構成し、工業製品で大量生産を可能にした工法です。積水ハウスやダイワハウスなどが代表です。

メリット

  • 工業化することで、品質が安定し大量に供給ができる。
  • 耐震性が高い。

デメリット

  • 規格化されているので自由なデザインに対応しにくい
  • リフォーム時も間取り変更や使う材料等に制限があり、自由度が低い

重量鉄骨ラーメン構造

3階建てなど都会での狭小地などでよく採用されています。厚さが6ミリ以上の鉄骨を使用しています。

メリット

  • 狭い敷地でも施工が可能で、密集市街地で有効な工法
  • 大空間を作ることが可能で、間取りの自由度が高い
  • リフォーム時も制限が少なく自由度が高い

デメリット

  • コストが割高
  • 建物が重くなるので、基礎部分を強固にする必要がある。

各工法の特徴、メリットデメリットを見ていくと、リノベーション向きなのは木造軸組工法か重量鉄骨ラーメン構造ですが、コストを含めると一般的な木造軸組工法が最も適しています。

まとめ


リノベーションを想定して中古住宅を購入する場合は、2X4工法の住宅やハウスメーカーの軽量鉄骨住宅は、リノベーションの自由度が無いので避けるべきです。一般的な木造軸組工法の中古住宅を選択しましょう。